第56回勉強会開催報告

第56回勉強会のご報告

テーマ:「信託を基礎から学び、FP相談力をひろげる」
講師:菅野真美氏 / 税理士
日時:2015年11月19日(木)14時30分~16時30分
場所:東京ウィメンズプラザ第2会議室A・B

最近”信託”という言葉はよく耳にするものの、難しそうでなかなか近寄りがたく、実はこの講習も申し込むかどうか迷った末の参加でした。しかし、いざ会場に行ってみると、既に満席で、関心度の高さを実感しました。

まずは配られたテキストですが、字が大きくて挿絵がふんだんに使われ、見やすくわかりやすい!

信託=信託銀行ー>佐藤浩市みたいなイメージが何となくあって、どうも自分とはかけ離れたところにあるような気がして馴染めなかったのですが、そのテキストをパラパラとめくってみると、認知症や相続などの老後の心配、最近よく質問を受ける成年後見人や遺言についてなどの身近な言葉ばかりが目に入ってきて、私の信託に対する先入観は一気に吹っ飛びました。

講師の菅野先生は淡々と話されるものの、信託ってどんなもので、どのような構造(人間関係)になっていて、どんな特徴があり、と基本的なところを順を追って説明して下さいました。加えて、ケースごとにスキームを簡単に紹介してくださり、時には笑いありで、途中休憩もなくあっという間に2時間経ってしまいました。

私は日ごろ保険を主として取り扱っているので、個人や自社株などの相続の問題についても保険を使った解決策が頭に浮かびます。今回の勉強会では、信託をマスターすることによって考え方の幅も広がり、有意義な提案に繋がると感じました。

とはいえ、委託者、受託者、受益者・・・こんがらがってしまうぐらいまだまだ初心者です。しかし、菅野先生の「信託は未知な部分がたくさんありますが、工夫次第で思いもよらぬ使い方、問題解決の仕方が見つかります。クリエイティブな提案は、ビジネスチャンスを創り出します。」という言葉に、まさにその通りだと合点が行きました。勉強の必要性と、信託の奥深さを学んだ講習会でした。

(報告:正木玲子)

講師:菅野真美氏(税理士) 

関西学院大学法学部卒業後、平成2年に税理士試験に合格。
平成18年まで新日本監査法人大阪事務所並びに関係会社において
監査並びに税務コンサルティング業務に当たる。
日本租税総合研究員を経て、税理士事務所を開業。
現在は東京税理士会芝支部に在籍。

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