終活ラボ開催報告

2018年6月21日 民事信託で「高齢者の財産管理と認知症対策」と「親亡き後の子の問題」をサポートする

2018年6月 終活ラボの報告

テーマ:民事信託で「高齢者の財産管理と認知症対策」と「親亡き後の子の問題」をサポートする
講 師:安田まゆみさん
日 時:2018年6月21日(木)14:00~17:00
場 所:銀座ビジネスセンター 会議室
参加費:3,000円
参加人数:10名まで

内容:民事信託の事例を通じて、高齢者の財産管理と「認知症対策」を学んでいきます。また、障がい者や引きこもりのお子さんがいる親御さんの「親亡き後の問題」「8050問題」を解決するための方法として民事信託や後見制度の使い方を学んでいきます。最近の成年後見制度の“闇”についても触れていきます。

2017年3月1日 本当に役に立つ任意後見契約書の作り方、アドバイスの仕方

2017年3月 終活ラボの報告

テーマ:本当に役に立つ任意後見契約書の作り方、アドバイスの仕方
講 師:安田まゆみさん
日 時:2017年3月1日(水)13:30~16:30
場所:アクサ生命本社会議室

内容:民事信託の事例を通じて、高齢者の財産管理と「認知症対策」を学んでいきます。また、障がい者や引きこもりのお子さんがいる親御さんの「親亡き後の問題」「8050問題」を解決するための方法として民事信託や後見制度の使い方を学んでいきます。最近の成年後見制度の“闇”についても触れていきます。

2016年6月15日 やってはいけない相続アドバイス!あるある話 ラボ開催報告

テーマ:「やってはいけない相続アドバイス!あるある話」
日時:2016年6月15日(水)13時30分~16時30分
講師:松崎久美子弁護士
場所:アクサ生命本社会議室(東京都港区白金一丁目17番3号 NBFプラチナタワー)
http://www2.axa.co.jp/info/data/pdf/map_axa.pdf
参加費:3000円

2014年6月9日 家族信託の実例と実務の実際

2014年6月 第12回 終活ラボの報告

IMG_20140609_142612テーマ : 「家族信託の実例と実務の実際」

日時:2014年6月9日(月)   13:30〜16:30
講師:鈴木健彦氏(中小企業診断士、司法書士)
場所:朝日生命 大会議室
参加者:21名

非会員の方も含めて大勢の方が参加され、テーマへの興味・関心の高さを感じました。

信託とは、資産の所有者である「委託者」が、資産を「受託者」に移転し、受託者は委託者と定めた目的に従って資産を管理・処分し、その利益を「受益者(委託者)」に配当するしくみです。

信託でも、信託銀行のように不特定多数に対して、繰り返し営利目的で行う場合(商事信託)は免許が必要ですが、営利目的ではなく、特定の人から1度だけ受託する場合は、民事信託(家族信託)と呼ばれ、誰でも受託者になることができます。

家族信託の活用法として、高齢者の親が賃貸物件など不動産を所有している場合、親の判断能力の衰えによって、契約など法律行為が行えなくなる時に備えて、子どもを受託者とするケースを紹介して頂きました。成年後見制度との違いや家族信託のメリット・デメリットなども解説。鈴木氏の“信託は柔軟な制度設計ができる反面、難しい面や悪用されるケースもあるので、注意が必要”“全てのケースにおいて信託がベストな選択とは限らない”という言葉が印象的でした。

さまざまなケースやスキームもご紹介いただき、馴染みの薄い信託について勉強することができました。また、FPの知識やスキルだけではお客様への提案やサポートが難しいことも実感し、法律や不動産などの専門家とのネットワークが益々重要になると感じました。

(報告:田辺南香)

2014年2月18日 シニアの介護を含めたライフプランにどうこたえるか

 

2014年2月 第11回 終活ラボの報告

テーマ : 「シニアの介護を含めたライフプランにどうこたえるか」

14.02終活ラボ 開催日時:2014年2月18日(火)13:30~16:30
場 所 :銀座ビジネスセンター会議室
参加者 :10名

今回はタイトルどおり「シニアの介護を含めたライフプランにどうこたえるか」と
いうことですが、それには相談者自身が自分の希望について整理・把握しておく
必要があります。

とは言え、何をどう整理したらよいかも分からない人が多いのでエンディングノート等の活用が望まれます。

そう難しく考えず、最低限「もし自分が死んだ後に遺された家族が困ること」について1つでもいいから気になることを書けばまずはそれでよしということ、そしてそれをきっかけに、さらに考えを整理して改めて自身の希望を掘り起こしていくことが重要です。

自らの死後、お墓の問題や宗教の問題もなかなか当事者以外には理解しづらいこともあるので、是非記載をお勧めします。たとえば 再婚相手との間に子のいない妻の場合、前妻の眠る墓でなく実家の墓に入りたい等、なかなか心情的にデリケートな問題をはらんでいる場合もあります。

また、シニアの介護を含めたライフプランとなると相続の問題も出てきますし、後を任せる者がいない場合は特に、自分自身で自らの介護も含めたライフプランとして今後、住居、介護、葬儀・宗教、墓・永代供養料等、すべて頭がクリアなうちに決めておく必要があります。

相談者当人にアルツハイマー等の症状が見受けられた場合は、その後金銭のやりとりのある契約事を取り決めるのが難しくなるため、早めに子世代の連絡先を(許可を経た上で)伺い、子世代に話を通し理解を得ることが大切です。

その後きちんと委任状を頂き、「任意後見契約」「財産管理委任契約」「死後事務委任契約」等FPが業務として代理人契約をする場合及び、信頼できる親族に金銭管理を任せることも考えられます。

その場合、まだ初期段階のうちに金融機関には本人同行で代理となるものが挨拶に伺い事情を説明するのが金融機関の理解も得やすいし、手続きも複雑化せずにすみます。
シニアのライフプランの場合、対現役世代とは違い、周りとの連携をスムーズにはかれるよう、早めに手を打っておく必要があると感じました。

(報告 大滝よう子)

2013年12月 介護の現場で『介護保険』はどの程度使えているのか

2013年12月 第10回 終活ラボの報告

テーマ : 「介護の現場で『介護保険』はどの程度使えているのか」13.12終活ラボ
開催日時:2013年12月18日(水)13:30~16:30
場 所 :イタリア文化会館KSオフィス
参加者 :10名

今回は、実際に親の介護を経験した3人の方に介護体験を語っていただきました。

一人目は、地方でひとり暮らしをしている実母の遠距離介護です。異変に気づいたのは、工事業者に高額のお金を支払っていたことがきっかけでした。その後に認知症と診断され、まずはお金の被害に遭わないために、成年後見制度の申請をすることになりました。

また、ひとり暮らしには不安があるので、介護保険の利用を本人に説明しますが、ひとりで大丈夫と拒否。配食サービスを予約してもその都度本人がキャンセルをするので、利用することができません。昨年の夏には熱中症で緊急入院となり、検査の結果で低栄養状態と診断されました。今後も症状が悪化したらと不安を抱えています。

二人目は、認知症の実父を5年間介護した体験です。日常の介護はお母様が担っていますが、日々大変なので介護保険のデイサービスの利用を考えました。まずは夫婦で地域包括のある特養の催しに参加して、顔なじみになってからひとりでデイサービスの利用を開始。ようやくお母様の負担が軽減されました。

その後、義父の介護に直面。介護保険の利用を本人が拒否するので断念。でもケアマネが3年間通ってくれたお陰で、ようやく月2回のショートとロングスティを利用することになりました。まずは家族が付き添ったり、顔なじみになってからだとスムーズみたいです。

三人目の方からは、介護施設を選ぶポイントを聞きました。特に自立の方が介護施設を選ぶ場合、建物の外見や内装などに注目しがちですが、介護状態になっても十分な介護を受けられるかが重要。パンフレットに「看護・介護サービス、訪問介護事業所併設」と記載されていても、別契約になったり、一人で入居している場合には利用が難しいこともあります。分譲の場合では、住み替えとなると売却の流通ルートがほとんどないので、業者の言い値で買いたたかれることも覚悟しなければならないそうです。

体験談を聞いて、介護保険を利用するには、まず本人を説得すること。またひとり暮らしの場合は利用が難しいと感じました。そして、症状が悪化すると、誤嚥性肺炎を起こしやすく、その後は延命治療の決断を迫られるなど、家族として身につまされる体験なども語られました。

(報告 赤塚信子)

2013年10月23日 民間介護保険の選び方とポイント

2013年10月 第9回 終活ラボの報告

テーマ : 「民間介護保険の選び方とポイント」13.10終活ラボ
講 師 :竹下 さくらさん
開催日時:2013年10月23日(水)13:30~16:30
場 所 :イタリア文化会館KSオフィス
参加者 :15名

今回は参加希望者がとても多く、参加をお断りしなければならないほど
盛況なラボになりました。

テーマである「民間の介護保険の選び方」に入る前に「公的介護保険に対する意識」や
「介護にはいくらかかるか?」など、押さえておきたい周辺情報から共有しました。
いくつかのデータからわかることは、介護レベルの差によるものと思われますが一時
費用も月額費用もばらつきが大きいということ。また、「介護保障に力を入れたい」
という一般の人の意識は高いものの、民間の介護保険の加入率は1割程度(世帯主)と
いうことが分かりました。今後、民間介護保険への注目が高まると予想されます。

続いて、民間の介護保険の商品例をいくつか見ながら、その特徴を確認していきました。
民間介護保険は、商品の成り立ちも影響しており、各社商品によって特徴が様々で、
単純比較が難しい商品であることもわかりました。相手のニーズをよく聞いて、
それぞれに合った商品を提案することが大切です。

また、公的介護保険に連動する商品が増えていますが、64歳までは公的介護保険制度に
よる介護認定は“老化を原因とする”という制限があるため、各社約款に定める要介護状態の
チェックも欠かせません。ただし、この認定条件はかなり厳しいため、現役世代の介護に
備えたいなら、所得補償保険を検討することも有効という話もありました。

将来の介護への備えを考えることは、介護保険だけでなく、貯蓄の重要性に改めて気づかされます。
お客様へプランニングや提案する際に、今回のラボで学んだことを役立てていきたいと思います。

(報告 田辺南香)

2013年8月21日 相続でもめないためのFP的視点からの相続でもめないためのFP的視点からの

2013年8月 第8回 終活ラボの報告

テーマ : 「相続でもめないためのFP的視点からの13.08終活ラボ
エンディングノートの書き方アドバイス」
講 師 :安田 まゆみさん
開催日時:2013年8月21日(水)13:30~16:30
場 所 :イタリア文化会館KSオフィス
参加者 :12名

今では、書店へ行けば、さまざまなタイプのエンディングノートを手に取る
ことができます。けれども、一般的にエンディングノートとは遺される家族が
困らないために伝えておきたい事柄をまとめたもの、と考える人が多く、本当
の役割や書き方を理解している人はまだまだ少ないのではないでしょうか。

今回のラボでは、エンディングノートとは、遺された家族が困らないための
事務連絡の他に、“円満な相続”“親子のコミュニケーション”そして、“これから
のライフプランを考えるもの”という役割があることを知りました。
特に、家族など自分以外の人のためだけではなく、自分のライフプランを見据
えるためのものであることは、目からうろこの知識でした。

また、この他にも、終活では欠かすことのできない「高齢期のお金の管理」に
ついても、じっくり話を聞くことができました。特に、自分で金銭管理ができ
なくなったときのことを心配するクライアントのために、「成年後見制度」
「任意後見契約」「財産管理委任契約」「死後事務委任契約」「遺言書の基礎
知識」などについては、FPとして知識を深めておく必要があると実感しました。

エンディングノートは、実に奥の深いツールです。シニアだけのものでないことと
クライアントから相談が寄せられたときのことを考え、私も実際にエンディング
ノートを書いてみようと思いました。

(報告 前佛朋子)

2013年6月27日 認知症の理解と公的介護保険

2013年6月 第7回 終活ラボの報告

テーマ:「認知症の理解と公的介護保険」
講 師 :内藤 摩利子さん13.06 終活ラボ
開催日時:2013年6月27日(木)13:30~16:30
場所:イタリア文化会館KSオフィス
参加者 :13名

認知症は、今では誰もが知る病名です。物忘れが激しくなる、徘徊する、ひどい言葉を発するなどの症状は人それぞれで、一緒に暮らす家族は戸惑い、自分の親が壊れていく様子に、苦悩は絶えないといいます。実際、認知症の原因や予防法、対処法などを正しく理解している人は、まだまだ少ないのではないでしょうか。

今までは、家族が認知症になったら、もう諦めるしかないと思っていました。
けれども、今回の講義のおかげで、親が患う認知症の原因や治療法、公的サービスを
正しく知り、親の状態を受け入れることで、世話をする家族の気持ちが和らぎ
認知症の親とじっくり向き合えるようになることがわかりました。

他にも、若年性認知症の助成や保険で気を付けるべきこと、公的介護保険制度のこと
介護サービスの内容や費用のことなど、なかなか自分で調べるのは難しいことも
じっくりとわかりやすく教えていただきました。

今の日本では、認知症を患う高齢者は300万人を超えたといわれます。大変な思いを
しながら認知症の家族を世話する人も年々増えています。そんな状況の中で、私たち
FPが困っている方々に対し手助けできることは、さらに増えていくのではないでしょうか。
だからこそ、認知症を身近に感じ、正しい知識を身に付ける必要があると思いました。

(報告 前佛朋子)

2013年4月19日 高齢期のすまい探し――種類と特徴

2013年4月 第6回 終活ラボの報告

テーマ:「高齢期のすまい探し――種類と特徴」13.04終活ラボ
講師:岡本 典子 さん
日時:2013年4月19日(金)13:30~16:30
場所:イタリア文化会館KSオフィス

今回は「高齢者施設について、ぜひ知りたくて来ました!」というとても
意欲的な初参加の方も来られ、なごやかな雰囲気の中、体験談なども交え
ながらわかりやすく進めていただきました。

はじめに、国土交通省の資料などをもとに、国における高齢者住宅施策の
最新動向をつかみ、そのあと高齢者施設の種類と選択のポイントについて
具体的な事例も交えながらくわしく学びました。

サービス付き高齢者向け住宅・老人保健施設・介護療養型医療施設など
ほとんど知識のない私には初めて聞く言葉ばかりでしたが、それらの特徴を
つかむために費用・介護度別に分類した図を用意していただき、わかりやすく
解説していただいたのでよく理解することができました。

他にも、「自立者が施設を検討する上での比較の目安」など、講師の方が
作られた図表が大変わかりやすく、高齢期のすまいを理解する上で大きな
助けとなりました。有料老人ホーム見学時のポイントとして「玄関を入った時の
第一印象を大切にする」など、実体験に基づいたお話もたくさん伺うことができ
とても有意義なラボ活動となりました。

報告 川崎輝玲