第14回総会&総会イベント&名刺交換会レポート
日時:2013年5月23日(木)
会場:アイビーホール青学会館
総会
陽ざしのまぶしい晴天下、例年同様アイビーホールでWAFP総会が開催されました。元副会長の赤塚信子さんが議長に選出され、手際よい議事進行の下、なごやかに滞りなく終了しました。
今回は4年間ご尽力戴いた柳澤会長ほか、事務局長、各委員会委員長、幹事の交代が発表され、WAFPの歴史的転換点ともいうべき感慨深い総会でした。
各新任理事の緊張感漂う挨拶では、今年度の活動への熱い思いが伝わってきました。その新任理事から、肩の荷が下りほっとした思いが窺える旧理事への花束贈呈は、WAFPの伝統が着実に引き継がれた瞬間であり、会場から暖かい拍手が鳴り響きました。
WAFP会員でいてよかった~との想いを共有したひとときでした。(岡本典子)
総会イベント
講演:行動ファイナンスと投資家心理
講師:大江英樹氏(株式会社オフィス・リベルタス代表)
「女性が多くてけっこう緊張しています…」という大江氏の語りで始まったセミナーは、身近な例え話や問いかけによって、あっという間に満席の会場をとりこにしました。
たとえば、「あなたが先に使うのは、貧しい田舎の母がやりくりして送金してくれた10万円と、競馬で当てた10万円、どっち?」との問いに、そりゃあもちろん競馬のお金!と頭の中で考えているところに、「でも、経済学上は、どちらのお金も10万円で同じでしょ?」と大江氏の声。そう言われて、普通の人間は必ずしも合理的には行動しない現実に気づかされる…そんなやりとりと新しい発見の連続で、気がつけば、講演の終了時間になっていました。
「なぜ株式投資は10勝1敗でも損をするのか」「どうして毎月分配型投信を買ってしまうのか」など、投資家や消費者が陥ってしまいがちな心理的な罠とFPアドバイスのポイントをみっちり叩き込まれた1時間10分でした。(竹下さくら)
第14回総会イベントの大江英樹氏の講演「行動ファイナンスと投資家心理」についての記事が保険毎日新聞に掲載されました。
拡大表示
hoken-mainichi
名刺交換会
新たに法人会員となってくださった5法人の方々含め、計30法人から出席いただいた方々が加わり、総会の会場から場所を移して行われた名刺交換会では、FP協会理事長の乾杯の音頭のあと、ほとんどの会員さんがお料理をとりに行くのもそこそこに、積極的に名刺交換しながら、熱心に情報交換されていました。
中盤、総会イベントで講師をされた大江英樹さんの最新書籍のプレゼントタイムもあり、終始熱気に包 まれ、各法人の方々との、そして会員同士の和やかな交流の場となりました。
あっと言うまの2時間が過ぎ、まだまだ話は尽きないところでしたが、新会長より改めて新役員の紹介があ り、出席されたみなさんからの大きな期待を込めた拍手でお開きとなりました。(青山美紀)
日本ファイナンシャルプランナーズ協会理事長・白根壽晴様の祝辞
退任する柳澤会長(右)と安田新会長(左)]]>