2018年7月24日開催:Power Point 使いこなしの実践力勉強会
2018年7月 第4回 セミナー講師養成ラボ活動報告
テーマ:Power Point 使いこなしの実践力勉強会
講師:(柴 茂氏(コピーライター・クリエイティブディレクターとしてCM業界で35年間活躍)
日時:2018年7月24日(火)15時00分~17時00分
場所:(株)住まいと保険と資産管理 千代田区三崎町2-12-10-2F
7月は、レジメ作りに欠かせない「Power Point」のスキルアップのために柴先生にお願いしての勉強でした。柴先生はテレビ広告業界で長年コピーライターをされて実績をお持ちの先生です。今回は会員以外のゲストの方も参加されてのいつもより賑やかなラボになりました。
「広告畑で学んだプレゼン技法」というテーマでのお話は、FPとしての情報発信のために大切なことを凝縮して学ぶことができました。
プレゼンのコツは、セミナーを含めFP相談にいらっしゃるお客様にどう伝えていくか、に繋がる本当に大切なポイントでした。お客様に対していいプレゼンができた、ということは、お客様に理解していただき信頼を得た、ということです。「プレゼンが仕事を生むのはFP業も広告業も同じ」まさにその通りです。
プレゼンで一番大切なことは、相手の目線に立つこと・・・
プレゼンで提示すべき3つの要素は、
「この人は、私が何を大切にしているか、目指しているか分かってくれる」
(つまり認識と思いの共有)
「はっきりとは気づいていなかった課題を浮き彫りにしてくれた」
(つまり潜在的課題の発見)
「そうか、これをやってみればいいのか!と確認を抱いて実行してみたくなる答えがあった」
(つまり解決プランの提示)
お客様がそう思ってくれるように伝えること。セミナーだけではなく、FP相談すべてに通じることでした。いつもいつも心に念じなければいけない部分ですね。
そして、具体的なプレゼンの技法も・・・
「トーン&マナー」
雰囲気とやり方を自己分析・相互分析してみること
「ワンルック・ワンボイス」
見て1秒、聞いて1秒、理解しやすく記憶に残るコミュニケーションのこつ
「いいプレゼン書類は、見ただけで相手に伝わる」
セミナーのレジメを含め、お客様に何かを伝える時、相手目線に立って「わかりやすさ」を追求することが大切だということをつくづく感じました。
プレゼンの根本を教わり、そしてその後具体的なパワーポイントでのレジメ作りのまとめ方、レイアウトやデザイン、フォントなどのコツ、作成時間短縮のためのスライドマスターやテンプレート、ショートカットキーの操作のコツを実践的に教わりました。すぐに役立つものばかりで、実践的な内容をたっぷり教えていただいた時間でした。
(記:大野)