2014年2月9日(日) NISAについてセミナー
2014年2月 資産形成ラボ活動報告
テーマ:NISAについてセミナー
進行:田中
日時:2月9日(日)10:00~12:00
場所:日本橋社会教育会館
参加者:4名 田中、江原、小泉、小野
【2月ラボの進め方】
田中さんがリードをして、「相談者にNISAをどのように説明をするか」について、フリートークを行った。各自資料を持ち寄り、また実際に金融機関で説明を受けた経験等をもとに、NISA内容の整理・確認をした。
各論点(NISAとは)
-
NISAは、投資できる金額に上限がある。1年間100万円。
-
NISAは、5年間の期間限定である。5年後に100万円を上限に非課税投資枠に移すことができ、さらに5年間持つことができる。
-
上記の投資金額と期間で利益が出ても、非課税である。
-
銀行・証券会社でNISAを開設できるが、銀行での取り扱い商品は限定されている(株・ETFは銀行での販売はない)ため、開設するのであれば証券会社の方がいいのではないか。選べる商品が多い方がいい。
-
NISAでは、公社債投信・国債は運用できない。
-
NISAでの運用商品は、株式、公募株式投信、ETF、Jリートなど。
-
最大のデメリットは、NISA口座以外の投資と損益通算ができないこと。
-
すでに特定口座で投資しているものを、NISA口座に移管できない。
-
期間限定のため、長期運用の目的には向かない。
-
NISAとは、今まで投資をしたことがない人が、投資のきっかけにするためのものではないか。
-
投資初心者には、売り買いの練習になる。
1年間100万円という投資金額に上限があるので、深くはまらなくていい。
レバレッジがなくていい。
-
期間限定のため、短期間で売り買いを行い、利益を確定させていくことになるのではないか。
-
みんなでNISAを始めよう!という誘いがあるが、貯蓄と投資の比率、緊急予備資金の有無により、投資を始める人への注意点は今までのFP相談の基本と同じ。