資産形成ラボ開催報告

資産形成ラボ3月4日(土)開催報告

講師:鈴木珠代さん
日時:3月4日(土)11時00分~13時00分
場所:ウェンクジョーダンアンドカンパニー株式会社 会議室
参加者:9名
記録:田中尚実

トルコのお菓子やオリーブオイルをいただきながら、トルコ在住の鈴木さんからトルコの現状と今後に関するお話を伺った、
2016年のトルコでは、17件のテロが発生、7月にはトルコ軍の一部反乱勢力によるクーデター未遂事件も発生、非常事態宣言は現在も続いているという。
これらにより、外国人観光客は激減し観光名所はガラガラの状態、また、トルコから撤退する外国企業も多く、各国大使館は規模を縮小しているという。
クーデター未遂以後、トルコ政府は国内メディアの8割以上を事実上支配下に収め、もはや報道の自由はほとんどない状態、個人のSNSも全てチェックされ、難民問題も抱え、失業率も上昇、トルコ国民は国の将来を憂いお金を使わなくなり、経済はかなり悪化しているという。
2017年4月16に大統領に政治的権限を持たせるかどうかの是非を問う憲法改正の国民投票が行われる(トルコでは、本来大統領ポジションは政治に関与できず、それに反してエルドアン大統領が政治に大きく関与したことがクーデター未遂の一因)。
この結果により、トルコがどのような方向になっていくかに注目したい。
鈴木さんは、「政治は不安定だが農産物が豊かなトルコは底力がある」と力説されていた。

資産形成ラボ2月5日(日)開催報告

テーマ:60歳以降のライフプラン・キャリアプランの描き方
企画・講師:小野玲子さん
日時:2月5日(日)15時00分~17時00分
場所:ウェンクジョーダンアンドカンパニー株式会社 会議室
参加者:7名
記録:江原美智子

60歳まで頑張れば国や会社がなんとかしてくれると考えている50代は多い。しかし現実はそれほど甘くない。

●定年後継続雇用の仕組みは各社バラバラ
定年後の働く環境作り推進のための法律に高年齢雇用安定法がある。しかしこれは会社に継続雇用制度を導入すればいいだけのため、仕組みは各社バラバラ。定年退職後、希望者全員を雇用する会社もある一方、まだ適用基準で選別する仕組みがある会社も。給与が30%に減らされる会社などもある。

●60歳定年退職者の実態
おおよそ80%ほどは同じ会社で継続勤務、残り20%は定年退職。能力のある人は他企業からの引き抜きもあるが、それまでに事前準備をしていなかった人は転職も厳しい。人出不足の警備・清掃業や流通業での60代新採用は増えている。親の介護や、農業を始める人もいる。賃金水準も様々で容易ではない労働環境が待ちかまえている。

●ライフプランからキャリアプランへ
家計調査によると、老後の平均的な支出月額は、生活費24万円、住居費17,000円、税金等3万円で合計28万円ほどとなっている。ライフプランで年金や社会保障等の現実を知り、キャリアプランで本人の能力、希望を明確化して、モチベーションをアップさせることが大切。70歳を見据えたキャリアプランが必要な時代になってきている。

●感想
記録者個人的には、田舎で自給自足に近い生活をしたいと思っているので、生活費28万円はピンとこない。以前はあった退職後には年金で楽隠居というモデルはやはり終わりを迎えているのかも。国も企業もその体力がなくなってきている。自分の資源である頭や体を最大限使って、自分で考えなければいけない自己責任の時代が始まっていることを再確認した。小野さん、こんな機会を与えてくださりありがとうございました。いつもながら新年会も楽しく盛り上がりました。

2016年11月13日 楽しみながら経済チャートを書こう講座(第3回) ラボ情報

日時:11月13日(日)10:00~12:00
場所:人形町区民館
参加者:5名
記録:鈴木暁子

初めに、米大統領選の結果を踏まえ、なぜ一気に円安に振れたかをトランプ氏の発言(方針)から検証した。
「法人減税」「国内還流収益への課税率引下げ」「輸入関税引上げ」「減税」というキーワードから連想し、
円安に振れる理由を導いていった。

次に「円高が進むと株安に進む」という常識が、今年は円高でも株価が強含みであることに触れ、その要因
を予測した。
日銀がETFを買付けが株価を下支えしていることのほか、株価と為替のグラフを書いて常識とは違う動きを
したところで何があったかを確認して予測していった。

最後に日経平均、J-REIT、長期金利のデータを用い、「REITは株とも債券とも連動性が低いので、ポート
フォリオに含めるとよりバランスが良いと言われているがホント?」を検証。
チャートは切り取るところで見え方(印象)が全く違う。そうやってバイアスのかかった判断をしてしまう
ことがあることを実感した。

日頃から角川先生は「生データの関係性を過去の経験則に基づき、仮説を立て検証していくことが経済の勉強の
しかたとして本流」とおっしゃっているが、3回の講義のチャート作成を通じ、改めてデータから真実を導いて
いくことの大切さ、連想していく力を養うことの重要性を学んだ。

2016年8月20日 楽しみながら経済チャートを描こう講座(第2回)

2016年8月  資産形成ラボ活動報資産告

テーマ:楽しみながら経済チャートを描こう講座(第2回)
講師:株)金融データシステム代表 角川総一氏
企画:江原美智子
日時:8月20日(土)10:00~12:00
場所:京橋区民館 和室
参加者:6名
記録:小泉清美

楽しみながら経済チャートを描こう講座 第2回目。

まずは前回の復習も兼ね、日銀のホームページから必要なデータの取り出し、エクセルへのダウンロード、グラフやチャートを作成する手順を確認した。
角川先生の指示通りに作業を行うのだが、エクセルを使いこなせていない人には少し難しさも感じた。

世の中には無料で使えるデータが様々あり、関連性のあるものを並べてみると仮説を導き出すことができる。
その仮説をグラフ化することで、マーケットを読み取っていこうというのがこのセミナーの趣旨だ。

日経新聞のホームページ上のビジネスリーダーから、リーダーのネタ帳の統計・指標を開けると色々なデータがあり、エクセルに落とし簡単に入手することができる。
会員にならなくても無料で得られるデータがたくさんあるのに驚いた。

角川先生は「データを観察しながら実態の重要性を認識してもらいたい」、つまり数字をみることにより世の中をリアルにみていくことで、人に説明する際クリアな表現となると言われていた。
FPとして、人に伝える仕事のなかであいまいではなく根拠のある数字を使い、経済チャートを描けるようになることは大切なんだと実感した。

以上

2016年7月2日 楽しみながら経済チャートを描こう講座(導入編)

2016年7月  形成ラボ活動報資産告

テーマ:楽しみながら経済チャートを描こう講座(導入編)
講師:株)金融データシステム代表 角川総一氏
企画:江原美智子
日時:7月2日(土)15:00~17:00
場所:京橋プラザ区民館
参加者:10名
記録:三谷ますみ

まず、パソコンをネットに繋げる環境設定で苦戦!2016

そこをどうにかクリアし、角川先生のお話しへ。

『金融資産の購入者側に立ったグラフは極めて少ない。雑誌、新聞などが提供するグラフのほとんどは販売者が作成したグラフの引用、再掲に過ぎない。
まともな投資環境分析を行うには最低限のレベルで経済チャートを描く能力が必要。』

その通りと思いつつ、データの選択は、表示のさせ方はと???マークが並ぶ。

『そしてチャートを描くということはとても楽しい!!』

エクセルのグラフを描くのは、習得済みのはずだけれど、先生の指示通りに操作しているつもりなのだけれど20160702
実際には結構ウロウロ。

次回の時までには少しはましになるように復習をしておきます。

★「預貯金はインフレに弱い」という定説が眉唾であることはデータを作ればわかる。

★輸入物価指数と消費者物価指数を比較すると、輸入物価が下がっても消費者物価は下がらない、
しかし輸入物価が上がると、消費者物価は9か月遅れて1/10だけ上がる。

★米ドルインデックスと円インデックスを比較すると、まだ円安状態。このため今後円高に進んでも
おかしくない。

等、角川氏が独自にデータを見て、気づいた論点を次々と披露していただき、私たちに実際にデータで

グラフを書く大切さを熱く語って頂いた。

後半、実際のデータのとり方、グラフの作り方を伝授。

私たちだけで聞くのは勿体ない内容のセミナーだった。

以上

2016年4月10日 揺れる中東のリーダー、トルコ情報

2016年4月  資産形成ラボ活動報告

テーマ:揺れる中東のリーダー、トルコ情報0410
講師:鈴木珠代氏
企画:小泉清美氏
日時:4月10日(日)10:00~12:00
場所:Wenk Jordan & Company内ミーティングルーム
参加者:10名
記録:田中尚実

■内容

トルコ在住の鈴木珠代氏に、トルコ事情について話を伺った。
前半はトルコの経済規模、株価、為替、インフレ率、教育制度、年金制度、失業率等経済全般についてレクチャーいただいた。
後半は、トルコのオリーブオイルやヘーゼルナッツ、ドライイチジク等の特産品を試食しながら、ざっくばらんに更に詳しく伺った。

2015年1月にISによる日本人2名の人質事件が明らかになってから、日本人観光客は全く見なくなったらしい。日本人相手のガイドさんは仕事が激減し大変らしい。
2016年度は難民問題も絡み、前年度比でヨーロッパからの旅行者は50%減、日本人旅行者は95%減の予想とのこと。
投資先として有望なのは、不動産関連とのこと。
トルコは慢性的な住宅不足で、家賃は毎年10%程度上昇しているらしい。
その他トルコ国民の気質等住んでいるからこそわかるトルコの実際について色々とお話を伺った。

以上

 

2016年2月21日 デトックス&ファスティング(断食)で資産形成 ~ 健康が人生の質を変える ~

2016年2月  資産形成ラボ活動報告

テーマ:デトックス&ファスティング(断食)で資産形成 ~ 健康が人生の質を変える ~
講師:菊永恵妃氏
企画:江原美智子
日時:2月21日(日)10:00~12:00
場所:日本橋公会堂(第二和室5号和室)
参加者:9名
記録:小野玲子0221

健康であることが、資産形成していくうえで重要ということで、今健康法で注目されているデトックス(解毒)&ファスティング(断食)について、菊永氏から講義をしていただいた。菊永氏は「かんたん1日1食」船瀬俊介著にデトックス(解毒)&ファスティング(断食)で成功例として紹介されている、体験者である。

日常生活の中で毒素は体内にたまるが、便75%、尿20%、汗3%、爪1%、髪1%の割合で排出されている。体内に滞ることなく、毒が出ていく生活環境づくりを心掛けなければならない。

確かに昭和半ばまでは栄養不足による病気があったが、今の日本人は食べすぎによる病気を作っている。代謝を高めるために食べることを休み、自然治癒力を増していくというのがファスティング(断食)の考え方である。体に負担のない断食のためにはサポートを受けた方がいい。

いつまでも若々しく健康で、いい人生を歩みたいものだ。

 

2015年10月3日 信託の活用方法

2015年10月  資産形成ラボ活動報告

テーマ:信託の活用方法
進行・企画:三谷ますみ
日時:10月3日(土)10:00~12:00
場所:人形町区民会館(5号和室)
参加者:4名
記録:小泉清美

そもそも信託とは?
預金や保険とは別の法律に基づいて設けられたしくみで、委託者が信託行為により、信頼できる人(受託者)に財産を預けて、受託者は委託者が希望される目的に従って、もらう人(受益者)のために、その財産の管理、処分その他必要な行為をすることをいい、信託法という法律によって信託制度の規定が定められているそうだ。

新しい形の信託として、遺言代用信託というものがある。
通常、口座名義人がなくなるとその口座は凍結されるが、あらかじめ遺言代用信託で、お金の受取人、方法を指定しておけば、相続が発生した時に、当面の生活資金や葬儀費用など必要となる資金を家族に一括で譲り渡すことができる。受取人は、遺族のほか、遺族でない個人や団体等も指定可。受取は、一括の他、年金方式も指定でき、任意の時期を指定することもできる。

その他に、身近なところでは、教育資金の一括贈与や結婚・子育て支援資金の一括贈与など、祖父母から孫へ贈与税を非課税でうけとれる信託商品もある。教育資金の場合は孫(30歳未満)一人につき1500万円まで非課税。一方の結婚・子育て支援資金の場合は孫(20歳以上50歳未満)一人につき1000万円まで非課税だが、こちらは贈与した人が信託期間中に亡くなった場合は、相続税が発生するので注意が必要だ。

申し込みに当たっては数百万円単位と DSC09210いったまとまったお金が必要なほか、管理報酬や
信託報酬などの手数料が発生する。その他、信託期間の変更や途中解約はできないよ
うな場合もあるので、注意しなくてはいけない。

信託銀行のイメージとして、富裕層向けの財産にまつわる業務が主な仕事と思っていたが、近年の税制改正で信託銀行が身近になってきた印象を受けた。

率直に信託銀行の存在についてもっと調べてみたいと思った。今回の勉強会に参加できてまたひとつ自分の知らない世界を切り開くきっかけを与えてもらいよい勉強会だった。
今後は、信託銀行のメリット、デメリット、商品の種類なども勉強をして、FPとしての知識を高めていきたいと思った。

2015年7月11日 証券税制を整理しよう

2015年7月  資産形成ラボ活動報告

テーマ:証券税制を整理しよう
進行・企画:田中尚実さん
日時:7月11日(土)10:00~12:00
場所:人形町区民会館(5号和室)
参加者:5名
記録:江原美智子

前半は「2015年7月から変わったこと」、後半は「2016年1月から変わること」という内容で意見交換を行った。

●2015年7月から変わったこと
国外転出時に未実現のキャピタルゲインに対して課税を行う制度が始まっている。シンガポールなど、キャピタルゲインが非課税の海外に移住して、国内での課税免れを行うことへの対策。出国の時に、含み益に課税さるが、含み益のまま5年以内の帰国で、申告すれば戻ってくる。

●2016年1月から変わること
①国債、地方債等の一定の公社債の利子や譲渡益が申告分離課税の対象となる。
②NISAの非課税投資額の上限が100万円から年間120万円になる。
③非課税投資額の上限が年間80万円のジュニアNISAが創設される。
④①に伴って、今まで非課税だった外貨MMFの譲渡益も、申告分離課税となる。

●参加された皆さんの感想SK201507
・ジュニアNISAは、孫には使いたくない(非課税期間5年、18歳になるまで払出し不可では使いにくい)。
・改めて投資税制の現状と今後を確認できた。
・シンプルになってわかりやすい。
・資産の持ち方にどう影響するか考えてみたい。
・今後の、資産税、貯蓄税等の情報も共有でき、興味深かった。

●最後にひとこと
資産形成ラボではラボ終了後に、毎回ランチに出かけています。みんな鋭い視線で今を生きていますから、そこでのよもやま話もとっても有意義。ほぼ固定メンバーで行っていますが、1回だけ参加も勿論OKです。次回の開催は10月3日の予定です。皆さんのご参加をお待ちしています。

 

2015年4月19日 過去の自分の資産運用を振り返り、今後の資産運用を考える

2015年4月  資産形成ラボ活動報告

テーマ:過去の自分の資産運用を振り返り、今後の資産運用を考える
講師:小泉清美さん(ウェンクジョーダンカンパニー 投資コンサルタント CFP® )
日時:4月19日(日)
場所:京橋区民館1号洋室
参加者:7名
記 録:田中尚実

前半は、各メンバーがこれまでの投資について、成功例、後悔、反省するべきことなど様々な経験を披露。後半は、今後「成功できる資産運用とは」をテーマにディスカッションした。投資歴は15年位の人が多かったが、長い人は30年以上、短い人は5〜6年。

これまで投資してきた金融商品は、現物株、国内ETF、海外ETF、投資信託、個人向け国債、米国ゼロクーポン債、外貨建てMMF、FX、REIT、ヘッジファンドなど様々。とりあえず投資をスタートしたが失敗を経験して勉強を始めた、金融機関に勧められるまま購入したら失敗した、過去の成功体験があだとなり早々に損切りできずに損失を膨らませてしまった、レバレッジは感覚を狂わせる、下がった時が買い時と言われるが勇気が出ず買い逃した、など反省や後悔の意見が出た。

一方でうまくいっているといえるのは、コツコツ積み立てているもの、長期投資を続けているものというのが共通していた。個人型確定拠出年金をやっている人が何人もいて、いずれも順調との意見。

結局のところ、分散投資(時間、資産クラス、国)、コツコツ積み立て、長期投資という投資基本はやはりその通りということがみんなの経験からも裏付けられた。

余裕資金できちんと勉強して上記基本を守りなら投資を続けようということを確認できた。みんなの投資話の共有は、大笑いで楽しかった。