2021年4月15日(木)開催:相談者の意図を汲み取るスキル

■ラボ名
心理カウンセリングラボ

■テーマ
FPのための心理学「相談者の意図を汲み取る」

■講師
朝妻秀子氏

実施日 : 2021年04月15日

■会場
オンライン開催(Zoom)

■参加人数
10 名

■報告内容
心理カウンセラーの朝妻秀子先生を講師でお迎えし、「相談者の意図をくみ取る」というテーマでラボを行いました。相談者の意図をくみ取る上で最も大事な事は、「傾聴」という事を改めて学びました。
一言に「傾聴」と言ってもただ話を聴くのではなく、あいづち、繰り返し、要約、気持ちを汲むなど様々な手法を重ねていきます。
そして、相談者の表面的な意図ではなく、より深い本音・本心を聞き出すためには聞き手側の「心の在り方」がとても重要だということを学びました。相手の話をオープンマインドで興味を持って聞き、感情的な癒着は起こさず相手の気持ちを正確に理解することで、相談者の状況を正確に知り、相談者から分かってもらえたという信頼感を得ることができるようになります。

また、相談者の話を明確にすることも聞き手にとって大事な作業です。
人は自分の思っていることの1割も相手に伝えるのが難しいと言われており、相談者の「省略」「一般化」「歪曲」に気づき、「普通は~」と言ってきたら「普通ってどんなのですか?」などと聞いていき、相談者の考えや思いを共有していきます。

さらに、人は話を否定されると防衛に入ってしまいます。相談者は、自分の頑張りを認めてほしい、悩みを聞いてほしいので、まずは、その人の行動が間違っていたとしても指摘するのではなく、今相談者が表現していることを受け止め、ねぎらい信頼関係を得てから悩みを解決していくことがとても大事です。
相手を勇気づけるために、あえて「曖昧」に表現したり、「大丈夫大丈夫!」「そういうこともあります」と明るく表現することも、相談者の会話へのモチベーションをあげる有効な方法だと学びました。

私は保険相談・販売が主な業務なのですが、今後はオープンマインドで相手に興味を持って真摯に傾聴し、相談者の本当の意図をくみ取れるよう経験を積んでいきたいと思います。
(喜多 はるか)