2016年1月28日 相談者の目的を達成するための心理学

2016年1月 第22回 心理カウンセリングラボ活動報告

テーマ:相談者の目的を達成するための心理学
講 師:朝妻秀子氏(心理カウンセラー)
日 時:2016年1月28日(木) 13時00分~16時00分
場 所:株式会社東京・ビジネス・ラボラトリー会議室

心理ラボ2016012016年初めての心理ラボは、「相談者の目的を達成するための心理学」というテーマで、心理学と傾聴の定義と技法を学び、その後傾聴ワークで学びを深めました。

「傾聴」は、ただ相手の話を聞けばよいという単純ものではなく、鍛錬の必要な深い技術です。私はコーチングを学んだときに初めて傾聴という技法を知り、それ以降練習を続けていますが未だ完全には習得できていないように思います。朝妻先生は、傾聴を行うには、まず自分自身の心の在り方を整えることが大切だと言われましたがそれが一番難しく感じました。「傾聴」とは、自分自身が「本来の自分」に気付いている上で、ありのままの相手、相手の存在そのものを受け入れ、そして相手が感じた事を自分自身のことのように感じ取りながら話を聞くことにより相手自身が問題を解決する援助をしていくという技術であること、そして迷いや悩みを解決できる有効的な手段の一つであるということを、事例をあげながら丁寧に分かりやすく説明をしていただきました。

2人組で傾聴をしあうというワークでは、あいづち、繰り返し、要約、気持ちをくむといった傾聴の技法に、さらに話を展開させる質問技法を使っていきました。傾聴してもらうと受容されているという安心感が自然と生まれ、その上で「開かれた質問」をされることにより自分自身の中に問いかけながら答えを探していくことができ、改めて傾聴の素晴らしさや効果の深さを実感できました。 相談業務における傾聴の効果は、相談者との信頼関係(ラポール)を築くこと、そして、相談者の「本当の目的」を共有できることにあると思います。 しっかりとした信頼関係を築きながら相談者の「表面的な目的」でなく、内なる「本当の目的」を達成するためのアドバイスをすることにより、その問題の本質により迫った解決ができるように、傾聴というコミュニケーション技術をしっかりと使いこなせるようになりたいと思いました。

私は、朝妻先生の講義は今回で2回目ですが、前回に引き続きとても充実した内容で学びの多い講義に感激の連続でした。次回は「インナーチャイルド」をテーマにしていただけるということで今から楽しみにしています。 (報告 植平由美子)