Event Report

開催報告

■テーマ
FPのための心理学 マインドフルネスを体感する

■講師
心理カウンセラー 朝妻秀子氏

■会場
オンライン開催(Zoom)

■参加人数
11名(うちWAFP会員は8名)

■報告内容
今回の「心理カウンセリングラボ」では、前回学んだマインドフルネスの理論をもとに、これの体感をしました。
まずは前回のおさらいですが、フロイトの無意識論や広く知られる認知行動療法の原理から、生きていく中で経験として積み上げたいろいろな障害を取り除いた「本来の自分」を取り戻す大切さをみんなで理解しました。次に「本来の自分」になれない理由を、脳科学的なアプローチで、自分たちの脳の中で何が起きているのかを学びました。
この後に行われたマインドフルネス体感ワークでは、自分を「いまここ」に引き戻すいくつかの手法を実践してみました。
最後の振り返りでは、マインドフルネスのダイエットへの適用や、「思考の列車」による自分にとっての障害の手放し方、お菓子作りはマインドフルネスだ、といった参加者の気づきを共有しました。
今回もFPの相談業務で大切な相談を受ける側の自己基盤の整え方に対する一つのヒントを得たと思います。
次回、8月23日のアダルトチルドレンに関する学びも、クライアントの状態把握ばかりではなく、FP側の自己基盤に関する内容ですので、十分に理解して相談業務に役立てていきたいです。(記 阿部)

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