11月29日(木) 相談者の悩みを読み解くために学ぶ「インナーチャイルドの理論と実例」

テーマ:相談者の悩み読み解くために学ぶ「インナーチャイルドの理論と実例」

 講師:朝妻秀子氏(心理カウンセラー、東京・ビジネス・ラボラトリー代表取締役)

 日時:11月29日(木)14時00分~17時00分 
 場所:東京ビジネスカウンセラー学院

今回は、「インナーチャイルド」について学びました。

私はこれまで学んだことがなく、非常に楽しみにしていたのですが、想像以上に興味深い奥深い学びでした。

そもそもインナーチャイルドという概念は、アルコールを飲んでいる親の子供達であるアダルトチルドレンの研究から生まれたものだそうです。

アダルトチルドレンとは、アルコールを飲み虐待をする親というだけでなく機能不全の家庭環境の下で子供時代を歪められて成長した人を言います。

過剰な期待、過保護、過干渉、ネグレクト、暴力などにより、見捨てられ不安を感じた子供達が、本来の自分の感情を抑えられたことにより、大人になった時に生きづらさを感じていきます。

私たちの心の中には、感情や感覚を感じ取る「インナーチャイルド」と呼ばれる領域と、感情や欲求を感知し、意識的に行動しようとする「インナーアダルト」の領域がありますが、その両者がシャットダウンされた時に、「アダルトチャイルド」という苦しい状態になり

上手くつながった時に「アダルトofアダルト」という理想的な状態になります。

このことの原因や症状、対応策なども学んでいきました。

現代のストレス社会、特に現代日本は社会自体が機能不全の環境にあるので、このことは特別なことでなく、一般的な家庭にもよくあることではないかという話になりました。

その中で上手く生きていく為には、「学習の意図をもつ」ことが非常に重要であるそうです。

改めて現代社会における心理学の必要性を感じさせられました。

心理ラボは、朝妻先生からの専門的な講義が受けられることが魅力ですが、受け身の講義だけでなく、参加者皆さんがそれぞれフランクに実体験や自分が感じたことを討論しあったり参考書籍を紹介したりできるとても良い勉強会だと思います。

次回からは、セミナー講師養成ラボとコラボして、ファシリテーターとして必要な心理学を学んでいくようで、今後も楽しみです。(記 植平由美子)