Event Report

開催報告

■テーマ
FPのための心理学「相談現場でコンスタントに結果を出すために」

■講師
朝妻秀子氏(心理カウンセラー)

■会場
オンライン開催(Zoom)
東京都中央区京橋1-3-2 モリイチビル

■参加人数
7名

■WAFP会員参加人数
うちWAFP会員は6名

■報告内容
今回はリアルとオンラインでのハイブリッド開催で、「聞く力と質問力を鍛える」を学びました。

相談者から1番大事なことを聞き出すためには、まずは安心感を与え、ミルトンモデルとメタモデルとを使い分けた質問で信頼関係を築いていきます。

何よりも重要なのは質問を受ける時の時間配分と構成力です。
① 最初の20分はとにかく「傾聴」
ここで情報収集をしながらどういうゴールにするのか方向性を決めます。今日の「相談の幹」を聞き出すまでは余計な質問はしないようにしましょう。余計な枝を切り落としていく盆栽のイメージです。

② 次の20分は相手の志向を聞き出す「質問」
自分の考えが合っているのか答え合わせをしながら、要約と軌道修正を繰り返し「落としどころ」へ導きます。要約することで、相談者はしっかり聞いてもらえたと感じ満足感が上がります。

③ 最後の20分は「クロージング」
ゴールに向けて話をすすめてください。

限られた時間で満足度を高めるには、時間配分が肝。正確なゴール設定でステップをつくっていくことが必要です。
「相談の幹」を聞き出すまで横道にそらさずに傾聴し、相づちをうったり質問したりするには、たくさんの経験が必要と感じました。
(松平 恵)

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