第80回勉強会の開催報告
■勉強会・イベントテーマ
「一生涯におけるお金との向き合い方〜資産形成と資産活用をつないで考える〜」
(2024年3月4日(月)開催)
■参加人数
43 名(うちWAFP会員は 43 名)
■講師:野尻哲史氏
■感想
今回は長きにわたり資産形成・資産活用の啓発活動をされていらっしゃる野尻先生を講師にお迎えし、「一生涯におけるお金との向き合い方」について学びました。
はじめに、資産形成と資産活用の考え方について登山を例に説明いただきました。下山ルート(資産活用)を確かめずに登山(資産形成)はしないという考え方は、非常にイメージしやすく、現実的な資産形成の計画にあたり参考になりました。
資産活用においては、退職後の生活の満足度がもたらす影響や、資産を使いながら運用する期間を設定することなどを学び、目的と手段を整理することができました。特に資産運用の取り崩しに関する解説では、実際に数字の変化を比較することで理解が深まりました。
資産形成においては、現役時代に準備をしておくべきことや、投資の極意を指南いただき、老後を安心して迎えるために何をすべきかが明確になったように思います。
資産活用と資産形成をあらためて学ぶ機会をいただき、非常に有意義な時間となりました。
野尻先生、企画・運営いただきました研修委員会の皆様に感謝申し上げます。
佐藤日奈子