2014年5月28日 「FP相談に役立つ交流分析その3」

2014年5月 第12回 心理カウンセリングラボ活動報告

 0528心理ラボテーマ:「FP相談に役立つ交流分析その3」 
講師:朝妻秀子氏 
日時:2014年5月28日(水)13時から16時まで 
会場:株式会社東京・ビジネス・ラボラトリー会議室 
参加者:12名

今回は、心理学の交流分析(TA)の中から「ゲーム分析」を学びました。 ゲームとは心理学の用語で、「本人にも意識できない隠された意図があり、不快な感情を味わうこと」です。ゲームには仕掛ける人、仕掛けられる人などの役割があり、迫害者、救済者、被害者などの心理的役割を入れ替わり立ち代り演じながら、ゲームの終わりに向かいます。仕掛け人は、「わたしはOK、あなたはOKではない」という隠れた動機を達成しますが、仕掛けられたほうには、モヤモヤとした不快感や無力感だけ残ります。 「ゲーム分析」を学ぶ意義は、ゲームの報酬である(ラケット感情=非建設的で、マイナスな感情)を受け取らずにすむ方法を見つけることです。

また、参加者になってしまった場合、ゲームを早急に終わらせるためにはどのように対処すればよいかということを学びました。 ラボの中では、ゲームに巻き込まれた経験や対応についてグループに分かれて話し合いました。「金銭の授受がある関係の場合、ゲームを仕掛けられる人の立場になりやすい」「相談が解決に進まない時に相談者の心にどんなラケット感情があるのかなどを知ることで、出口が見つかる」などの経験談が発表されました。また、自分の中にあるラケット感情に向き合う時間をつくることで、自分の性格の面倒くさい(裏面的)部分を緩和できるのではないかと思います。

一人で学ぶと難しいTA(交流分析)ですが、先生の説明も分かりやすく、講義中でも気軽に質問ができます。また、事例にも共感できる部分が多く、普段の仕事に役立つこと間違いありません。理論を学ぶことで普段感じていたもやもやした人の行動が分かるので気持ちも晴れやかになり、毎回ラボに参加するのが楽しみになります。「学びながら仲間も増やせる」心理ラボは、初参加の方も大歓迎です。毎回、「初参加」「男性」「FP以外」も参加していますので、少しでも興味が沸いたら参加してください。 (報告 胡桃沢いずみ)