Event Report

開催報告

■参加人数
11 名

■報告内容
今回の「心理カウンセリングラボ」では、NLP(Neuro Linguistic Programming/神経言語プログラミング)の中のミルトンモデルについて学びました。

ミルトンモデルとは、相手とのコミュニケーションの中に、どうなってもらいたいかというメッセージを意図的に具体性なく伝えるテクニックです。FPの仕事の中でも、無意識に「3か月後、あなたがうまく行っている姿が私には見えますよ」というようなことを言うことがあると思いますが、これを意図して行うものです。

ここでの意図は3つです。1つ目は相手との信頼関係がまだしっかりできていない時に関係性を向上させるとき、2つ目は相手がくじけている時に出来るような気分になって欲しいとき、3つ目は相手に目標達成するためのリソースが足りない時にリソースを獲得するモチベーションを持ってもらいたいときです。相談業務でも、とても参考になるテクニックだと思いました。

今回のラボでも、参加者の体験談や疑問といった活発なやりとりの中で、楽しく学ぶことが出来ました。ラボ終了後は、新年会で少しお酒が入っての心理学の話もあり、とても充実した時間でした。

(記 阿部)

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