Event Report

開催報告

■テーマ
FPのための心理学「アダルトチルドレン」

■講師
朝妻秀子氏

■会場
オンライン開催(Zoom)

■参加人数
11 名

■WAFP会員参加人数
うちWAFP会員は 9 名

■報告内容
今回は「アダルトチルドレン」や「インナーチャイルド」について学びを深めました。
「アダルトチルドレン」とは、子どもが子どもらしく、自由に伸び伸びと安心して暮らすことのできない家族で育った子供たちのことを表します。
問題を抱えた親がお手本になってしまうため、心の中のアダルトは、自分のチャイルド(本来の自分・自然な感情)にも同じように振舞い、面倒をみません、そのため、寂しさ、みじめさ、怒りなどの感情が出て、空虚感を埋めようとするため、様々な症状が出てきます。
一方で、インナーチャイルドと愛情のこもったコミュニケーションが出来て、チャイルドの面倒を見ることが出来るのが「アダルトofアダルト」です。
自己肯定感が高いと「アダルトofアダルト」になりやすく、本来の自分が持っている能力を発揮することができます。それには、「客観的視点をもつ」「理性的になる」「執着しない」の3つが大切だというお話でした。
参加メンバーの体験談のシェアやディスカッションからも大きな気づきを得られます。
FPの相談業務でも、クライアントの中にある「インナーチャイルド」を見抜くことが相談の質を高めることだと学びました。
心理カウンセリングラボは2013年9月より開始し、10年目を迎えます。朝妻講師の話は大変わかりやすく、FP業務だけでなく、自分の心を整えるのに役立っています。
次回は10月23日。テーマは「FPのための心理学 依存共依存について」です。
(記 飯村)

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